これからの時代は副業が必須の時代になると断言します。
私は現在本業と合わせて4つの仕事を兼務しています。
本業であるIT企業で働きながら、自分の立ち上げた会社と、4名で立ち上げたスタートアップの役員を兼務しており、本ブログの運営も含めると全部で4つの仕事を回しています。
そんな私も以前は副業とは無縁の会社で働いていました。前職はお堅い職業の代表格、金融系。そもそも副業はNG。
また業務時間外は常に知識のインプットや営業活動の準備に時間を奪われ、
自分の業務以外の経験をほとんどすることができませんでした。
私が、こんなにも複数の仕事を兼務しているのは理由があります。
副業が可能になり、これまで無縁だと思っていた仕事も自分に挑戦する権利があるんだと気づいたからです。
“全部自分ごと”なんだ。
自分で何でも選択できるんだと悟った瞬間、これまで本当はやりたいけど、自分には無理だと思って蓋をしていた空想を実現したくなったのです。
それから約1年、色んなことに何でも手を挙げてチャレンジしてきた結果、副業での経験が自分のキャリアの形成にとてつもなく役に立っていることに気がつきました。
副業ができる環境はなんて素晴らしいのだろうかとしみじみ思います。
そこで本記事ではなぜ副業可な企業に転職した方が良いのかその理由について解説をしていきます。
▶︎副業ができる会社のでのワークスタイルを知りたい方
目次
副業可の会社へ転職した方が良い4つの理由
私が副業が可能な会社へ転職した方良いと思う理由は下記
1 新たな人脈の形成につながる
2 全く知らない分野の知識を身につけることができる
3 会社の収入に依存しなくて良くなる
4 キャリア形成が外向きになる
1. 新たな人脈の形成につながる
副業をしていると様々なビジネスマンとの出会いがあります。出会う人々は本業で知り合う人達は色が若干異なります。
本業で形成された人脈は自分の仕事を円滑に回すために役立ちますが
副業の人脈は自分が仕事を獲得する上で役に立ちます。
私の副業はとあるベンチャー企業のマーケティング支援からはじまりました。
当時そのプロジェクトに携わっていたのは業務委託で個人事業主のように複数の企業と契約を結んで仕事をしている人が多数。
仕事で何度も顔を合わせているうち、プライベートでもよく顔をあわせるように・・・
そのうち自分が捌けない仕事を私にふってくれたり逆も然りで、私達はビジネスパートナーを形成するようになったのです。
また数をこなすうちに大きな仕事も受注できるようになりました。
一人では達成できない仕事も協力することで成し遂げられようになったためです。
数をこなしていくと、受注の段階で誰にどの仕事を振れば良いかイメージができるようなります。こうした関係性の形成ができる副業はやはり重要です。
2. 異なる領域の業務知識が身につく
私が副業で最初に、担当した仕事はとあるベンチャー企業のマーケティング支援でしたが、当時の私は何もできない人間。
給料が安くても、何なら無料でも良いので経験をさせて欲しいと頼み混んで獲得した仕事でした。当時、採用をしてくれた方にはとても感謝しています。
ここで担当したマーケティングの支援業務が私の副業人生に大きなきっかけを与えてくれました。
私が当時担当していたのはBtoB向けのFintechサービス。百万程度の費用を使って、見込み客の創出を担当していました。
百万では自分の求める目標値にタッチすることは想像以上にハード。
連日、デジタル空間で予算をかけずに集客するにはどうしたら良いのかSNSマーケやSEO様々なマーケティングの勉強と実践を経験することができました。
おかげで、一般的なデジタルマーケの知識が付き、他の企業からもマーケティング支援の領域で少しづつ案件を獲得するようになりました。
自分ができることを決め付けて、その領域から出ないことは簡単です。また自分の担当領域を磨いていくことが重要ですが、成長のスピードは鈍化します。
やはり成長スピードを上げるためには自分が全くできないことを一から経験できる環境に身を置くのがベストです。
本業でそれをやってしまうと、年収は大きく下がってしまいます。
副業であれば、給与面等を気にせず経験にフォーカスをして仕事を選択することができるようになるのです。
3. 会社の収入に依存しなくて良くなる
1つの会社の収入だけに依存しているのはとても危険。自分のやりたいことを仕事にしていくためには収入源を分散させる必要があります。
今担当している仕事が面白くても、将来その状態が続くとは限りません。
役職も付き大きな仕事も任されそれなりに充実しているけど、何となく自分のやりたいこととは異なる気がする。
日々の業務が嫌になりそうだ転職をしようと決意した時、あなたの年収は維持できないでしょう。転職をすると多くの人は年収が下がります。
自分の家族に苦労をかけるんじゃないかといった不安に陥ったり、反対されることでしょう。
それが足かせになって今の環境を変えたくても変えられないという人がとても多いです。
しかし、別の収入源があり、転職時の年収下落も補えるとしたら、思い切って転職を決意することができるはず。
複数の収益源を確保することがが人生の自由度を上げてくれるのです。
4. キャリア形成が外向きになる
副業可の社員と副業不可の社員のキャリア形成の思考は全く別です。
副業不可の社員は、自分のキャリアを自社で形成しようとします。公募や移動を活用して希望のキャリアを形成していくのです。
しかし、希望したからといって確実に移動することができるわけではありません。規模が大きくなってくるとそれこそ2〜3年は希望の部署に移動できないケースもあるでしょう。
一方副業可の社員は、車内だけではなく、社外にキャリア形成の機会を求めるのです。
確かに経験がない人が、仕事を探すのは簡単ではありません。
でも、副業専門の求人サイトや、自分の人脈を辿ると意外と仕事にありつけるもの。副業可でなければそうした行動に移すことも難しいはず。
副業可というのはあなたの行動変容に大きな影響を及ぼすのです。
副業可な会社の探し方
採用要綱を確認しよう
副業が可能な企業は大抵それを売りにしているので、募集要項や企業の福利厚生欄に記載があるはず。
面接官に副業はできますかと聞くのもアリだと思いますが、オススメはしません。
調べてどこかに掲載されているとしたら、調査が苦手な人だと思われてしまうリスクもあります。
また、うちの会社の仕事以外に精を出してしまうのではないかと危惧されてしまう可能性もあるのです。
転職エージェントを活用してソーシングして貰おう
副業が可能な企業をソーシングするのは時間がかかります。
転職を考えている人は、日々の業務と転職活動を並行している人も多く限られた時間で企業の調査を行わなければなりません。
面接の対策や、企業の分析転職活動にはやることがたくさんあります。
そんな中で副業可の企業のソーシングに時間を割くのは得策ではありません。
転職エージェントであれば、同じような要望を何度も受けています。お願いすれば副業可の企業だけで絞り込みをかけてオススメしてくれます。
副業可と書かれていても注意するべき企業
副業可と記載しているものの、実質的に副業を行うのが難しい企業も多くあります。
副業の申請がすごくハードルが高い企業です。
承認申請をすれば副業可と言われても実際申請するには少し勇気がいるような気がします。
成績もよく上司との関係も良好であれば、臆することはないと思います。
しかし、タイミングによってはこんな時期に副業申請をすると上司や周囲からよく思われないのでは・・・と様子を伺ってしまいできないケースが発生するはず。
申請があるのか無いのか、ある場合には実際副業をしている人の割合はどれくらいなのか等ヒアリングをしておくことをオススメします。
あまりにも事例が少ない企業は形式だけの企業である可能性が高いです。
副業を活用してあなたのキャリアを加速させよう
冒頭の繰り返しになりますが、これからは副業がスタンダードの時代になると思っています。
環境変化の激しさは年々増しています。やりたい仕事に就くために、次の移動まで我慢しようなんて待っていたら、3年が経ちその仕事がなくなっている可能性だってあるでしょう。
副業は自己実現の大事な選択肢になるはず。
副業を活用して、キャリア形成できる社会をどんどん作っていきましょう。
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