リモートワークの企業へ転職する方法

リモートワークとは?

世界的なパンデミックでリモートワークが急速に進んでるという話をよく聞きます。

しかし、直近のデータによると6割超の人が今まで同じように通勤しているとのこと。

毎日感染のリスクと戦いながら、電車に乗ったり、職場にいくのが嫌だという方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで本記事ではリモートワークの企業へ転職する方法について解説していきたと思います。

本記事の執筆者

ドーパマン

新卒で野村證券に入社。現在はITベンチャー企業で完全リモートワーク。もうすぐ連続無出社11ヶ月
リモートワークの企業へ転職する方法
▶リモートワークについての理解を深める
▶自分にリモートワークの適正があるか把握する
▶リモートワークが可能な職種を知る
▶リモートワークが可能な会社を探す

私はかれこれ1年間近くリモートワークをしていて人生を救われたので世の中もっと変われと思っています。

思い返せば1年前まさか自分がリモートワーカーになっているなんて考えもしませんでした。

3年前、私はなんとか滑り込みで入社した大企業で、縁もゆかりもない土地に配属され悲しみに暮れていました。

古くからの友達とも気軽に会えず、親にも会えない。
行きつけだった好きな街にも、長年私を育ててくれたレストランにも行けない。

上司は、長期休暇くらい地元に帰れ。あと何回親に会えるか逆算するんだ。俺たち転勤族は早々会えるチャンスもないし、結婚したら尚更会えないぞと口酸っぱくいってきます。

1年経つと自分もそんな環境に染まり、置かれた場所で頑張るかと人生を諦めていました。

しかし、そんな私に転機が訪れます。それが転職でした。

私は、転職先の企業に完全リモートワークの会社を選んだのです。

それからというもの私は水を得た魚のようにリモートワークを楽しみ、仕事をしながら日本中を転々とする生活を始めたのです。

会いたい人にもいつでも会え、好きな場所で働ける。そんな私の人生を変えてくれた「リモートワークの企業へ転職する方法」について愛を込めて解説したいと思います。

こんな方にオススメの記事
▶︎将来リモートワークしたい
▶︎自分の働き方を変えたい
▶︎リモートワークについて詳しく知りたい

リモートワークとは?

リモートワークとは、場所にとらわれず働くことです。

リモートとは直訳すると“離れた”となり、オフィスから離れた環境を意味しているのです。

つまり、オフィスから離れた環境で、働いていればそれらは全てリモートワークに該当するということです。

自宅やカフェ、流行りのコワーキングスペース。極端な話、日本の裏側のブラジルからでも飛行機の中でも、通信環境さえあれば働くことができるのがリモートワークなのです。

なぜリモートワークは実現できるのか?

世界中どこでも働けるのはなぜなのでしょうか。

リモートワークを可能にするのは、主に3つの要因があります。

①コミュニケーションがオンライン上で完結するから

リモートワーカーのコミュニケーションは、ビデオ会議・電話・チャットを介して行われます。

それで間に合うので、わざわざあって話をする必要がないのです。

その他タスクの管理や資料の作成もクラウド上で様々なツールを用いながら進めて行くため、出社をする必要がないのです。

②ビジネスモデルが、オンライン上で成立するから

製造業や建設業そして農業といった世の中に必要不可欠かつ、絶対にリモートワークだけは完結しない仕事も世の中にはたくさんあります。

一方で、オンライン上だけで成立するビジネスモデルがあるのも事実。
イメージしやすいのはブロガーのような職業でしょうか。

そこから少しスケールさせて、メディア系の会社や、ITソフトウェアの会社等が該当します。

たとえ請求書が必要な契約であっても、昨今ではメールに添付されたPDFのファイルだけで、売上が立ち収益を得ることができるのです。

③組織・チームのカルチャーがリモートを推奨しているから

上記2点を満たしていても、会社がそれを認めてくれなければ、リモートワークの体制は作れないでしょう。

組織のカルチャーとしてリモートワークを良しとしているか否かが分かれ目になります。

求人票にはリモート可と書かれているのに実際入社してみると誰もリモートしている人がおらず、精神的なハードルが上がるケースが後をたたないで注意しましょう。

リモートワークのメリット

リモートワークは私の人生を変えてくれた素晴らしいワークスタイル。

リモートワークに大感謝をしている私が従業員側から見たメリットについて解説させていただきます。

①移動時間の必要がない

皆さんは出社の時間を計算したことがありますでしょうか?

政府が公表している統計データによると平成25年度の東京都民の平均通勤時間は片道43.8分とのこと。往復にすると、87.6分もの時間をかけているのです。

仮に勤務日数が20日だとして、1752分、時間にして29.2時間も移動に費やしているのです。

睡眠時間を除いて実働できる時間は凡そ、15時間ですので、2日分も移動で失っている計算になるのです。

移動時間を無くすことで、あなたの時間を充実させることができます。

例えば毎朝いつもよりもう一時間だけ長く睡眠をとったり、ゆったりとした朝の時間を過ごすことができるのです。

②人に時間を奪われにくくなる

世の中には人の時間を奪うことをなんとも思わない人がたくさんいます。

社内にいると、どーでもいいゴシップを語ってくる先輩社員、行きたくもないのに「一服しようや」と頻繁に連れタバコに誘う人、ランチに誘ってくる人、荷物を運ぶのを手伝わせる人、あげればきりがないほど人の時間を奪おうとしてくる人がいます。

「邪魔をしないで仕事に集中させてよ!」と思っているのは私だけではないのではないはず。

リモート環境ではそういった人種から距離を取ることができます。

少し寂しく思う方もいるかもしれませんが、会社は学校じゃないし、サークルでもないのです。

だから、じゃれ合う必要も馴れ合う必要もないはず。
自分のペースで仕事ができる環境はリモートワークならではでしょう。

リモートワークのデメリット

私はリモートワークが大好きですが、デメリットがあるのも事実。包み隠さず、お話します。

①ワーク環境に依存してしまう

オフィスがあれば、均一にみんなが働きやすい環境を提供できますが、リモートワークの場合はそれぞれが準備したワーク環境に左右されてしまうのです。

子供が小さい家庭、ワーク環境に適したデスクやチェアが無い方等、リモートワークに適していない方も多くいます。

ワーク環境を自分で準備しなければならないというのはデメリットの一つです。

また、自宅で勤務している場合普段よりも、光熱費が上層するというデメリットもあります。

②出不精になる

仕事が全て自宅で完結する環境が手に入ると、自宅から出なくなります。

家から出ないことは本当に辛い。

運動不足や、外部の人とのコミュニケーションの減少、家から出ないことの弊害は大きいです。

そういう意味では、意外と出社は大切で一旦強制的に外出させられると、帰りがけに書店に寄ったり、カフェでコーヒーブレイクをしたりと外での時間が増えるもの。

一日自宅で過ごしてしまい、時計を見ると夕方の19:00。
この段階から予定もないのに外出を使用という気分にはならないですよね。

私はこの問題を、毎朝オンライン会議がない日でも、シャワーを浴びて、着替えて髪をセットしておくということを怠らないようにしています。

あなたはリモートワーク企業へ転職する適正があるか?

社内でリモートワーク化が進んだ際、数は少ないものの、うつ病や精神的に参ってしまった方もいました。

長期間一人で作業することになる環境や、外の空気を浴びる時間が減ること、そしてオンラインのみのコミュニケーションに疲弊してしまうといったことが弊害になるケースもあるのです。

自分では、「リモートワークの企業へ転職したい」と思っていても、体質的に合わない可能性もあります。

しっかりとご自身の適正を把握しておきましょう。

リモートワークに多い職業とは

今後は、リモートワークの求人を探す人も増えるかと思うので、現状私が思いつく、リモートワークに多い職種をご紹介させていただきます。

今回は、職種と簡単な説明を加えさせていただきます。

①デジタルマーケター

最近の広告市場はテレビCMから、インターネット上のオンライン広告市場に急速に変化しています。

それに伴いデジタル上で、商品の認知度や、商品購入への導線を作ることがミッションのデジタルマーケターが増加しました。

彼らの仕事はオンライン上で全て完結するので、リモートワークに適しているのです。

②インサイドセールス

元々は米国で主流だったセールスの手法で、訪問せずに営業活動をする人達がインサイドセールスと呼ばれています。

彼らは日々の営業活動をテレビ電話や電話・メール等を活用して完結させるため、オンライン上で、仕事の全て完結するのです。

インサイドセールスの記事を下記でまとめているので是非参考にしてください。

③ライター / ブロガー

情報は、通信や医療と同じ社会に無くてはならないインフラの一つ。

そんな情報発信を裏側で支えるライターもリモートで完結する職業の一つなのです。ブログで生計を立ているブロガーも同様。

④エンジニア・プログラマー

エンジニアの仕事はセキュリティ等で制約がかけられていない限りPC一つで完結する仕事がほとんど。

若干スキルのいる仕事ではありますが、最近ではオンラインのプログラミングスクール等も増えてきており、

需要も伸びているので、未経験でもプログラマーになることができます。

⑤動画編集者

今後拡大が期待できる職種の一つ。これまではテレビ番組のようなスタジオで大量のキャスティングをしてコンテンツを作成していた時代から、個人でもコンテンツを作成し発信できる時代になりました。

新型コロナウィルスの影響で、タレント事務所がこの体制構築に力を入れ始めたりしている昨今、動画編集のニーズは拡大していくはずです。

今後数年間はリモートワークが可能な企業へ転職しよう

結論コロナウィルスは長引きます。コロナウィルス以前の社会が到来するのは数年先の可能性もあります。

そんな来るか来ないかわからないアフターコロナを待つよりも、自分から環境をかえにいきましょう。

これは自分の仕事のあり方や、自分の可能性をもう一度見直すチャンスです。

現在は以前よりも、リモートワークの求人が増えています。

これを機にリモートワークの世界へ足を踏み入れ、自由なワークライフを手にい入れませんか?

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