プチ起業、重要となる3つのポイント

プチ起業

副業解禁する企業が近年増加しています。それに伴い「プチ起業」が話題を集めています。

私もプチ起業から始めて、ビジネスをスケールさせましたので考え方は正しいと思います。しかし、私が推奨するプチ起業は、世間一般的に言われているプチ起業の方法とは若干異なるようです。

ネットでプチ起業に関する情報を収集すると、ブログ・メルカリ・ココナラ・輸入ビジネス等が出てきますが、結論、全て辞めた方が良いと思っています。

私もブログを始めてもうすぐ1年になりますが、センスが悪く全くお金になっていませんし、メルカリでは元々ものを持っていないと売ることもできません。ココナラはバカみたいに安い金額でタスクがアウトソーシングされています。

これからのプチ起業は関わる人の数で勝負をする時代。極端な話、全員副業のような形態で、仕事に打ち込み、それぞれの得意領域で仕事をしていくというスタイル。個人のポケットマネーを出し合いながらビジネスをすることもできるのでリスク分散できるので負けづらいです。

本記事ではプチ起業の考え方と、なぜプチ起業をオススメするのかをご紹介させていただきます。

こんな方にオススメの記事
▶︎プチ起業してみたいがどうしたら良いか分からない方
▶︎プチ起業をしてキャリア開発をしたい方
▶︎将来が不安。プチ起業でお金を稼ぎたい方

プチ起業とは?

プチ起業には色々な定義があると思いますが、大きな事業をするのでは無く比較的小さな規模の事業を起こすことです。

起業は資金繰りが必要になったり、多くの人を抱えなければならなかったり、リスクも大きいです。その分リターンも大きいですがリスクも大きいです。

起業がハイリスク・ハイリターンであるのに対して、プチ起業はローリスク・ミドルリターンを追求します。

どれくらいの規模感かというと若干悩みますが、例えばプログラミングの勉強をして開発のスキルを身につけ受託開発でサービスの開発を行う会社を起こすこともプチ起業の一つに含まれるでしょう。

プチ起業をはじめる上で重要な3つのポイント

https://icons8.com

時給が数百円にしかならない程度のプチ起業では無く、しっかり本業並みに稼ぐ。私が推奨するプチ起業を実現するためには大きく3つのポイントを押さえる必要があります。

1. より多くの人を巻き込む

プチ起業というスモールな事業であっても、起業というからにはファイナンス・実際に販売する商品やサービスの開発・マーケティング活動や営業活動等たくさんのが知見が必要になります。関わっている人数が少ないと困難に直面した時、課題に対処することが難しいです。

そこで関わる人を減らすという考え方では無く、関わる人数は増やし、コミットしてもらう時間を減らすという考え方の方がしっくりきます。

例え副業という形態であっても人数が多ければ、メンバーの友人の友人がノウハウを持っている可能性もあります。プチ起業をしていると、この仕事は自分達では引き受けれないと思うような仕事の話が来ることも。

そんな時、受け皿が多ければ多いほど有利になりますよね。

ただ、人数を増やし、仕事も無いのに人件費を払うのは無理があります。

そんな時、メンバーには全員副業の緩い組織であること、どんな経験ができるのか、将来的に利益が出た際はきちんと分配するからみんなでやろうよというと以外と人が集まります。

私がプチ起業に関わったきっかけは、友人の先輩が動画編集系の仕事でプチ起業しようとしているから一緒にやらないと声を掛けられたことでした。

「将来的にキャッシュが入ってくれば還元できるけど今はキャッシュが無い。経験をベースに船に乗ってくれないかと言われて」ワクワクしたので即決したのです。

最初は本当に何も決まっていない状態で、初期の頃のメンバーはほぼ全員ボランティアのような形態でスタートしましたが、それぞれが自分のできる領域で仕事を手伝ってくれ、少しづつ形になり、お金も分配できるようになりました。代表ですら副業という形式だったので

2. 本業は続けることを前提に

自分達の食い扶持が安定していない状況で、プチ起業をすると大変なことになるのは容易く想像できるかと思います。

また、メンバーの一人がやる気に満ち溢れだし、俺本業辞めてこっちにフルコミットするという状態も危険です。

それではプチ起業では無く、起業になってしまいますから。 そのためメンバー全員が副業という形態で参加しやすいように整備しておく必要があります。

例えば、ミーティングの回数が多かったり、会って話さなければならないケースが多かったりするとそれだけでハードルが上がってしまいます。

全国からメンバーを集めることができれば様々な才能があつまりやすくなり、本業が忙しい人でもジョインしやすくなるでしょう。

つまり、場所と時間に縛られ無い組織を開発しなければならないのです。

3. プチ起業の目的は自己実現・キャリア開発・人脈形成

一人だけでプチ起業をするということもできないことはありません。ココなら等を使用すれば、ライターの案件・動画編集の仕事等で小銭程度を稼ぐことはできるはず。

しかし得るものは少ないです。誰もやりたがらないレベルの単純作業案件や時給換算するととんでも無く安い案件ばかりです。

一方、自分が今できることを提供しながら新たにできることを増やしていけるのがプチ起業の良いところ。色々な人の協力を仰ぎながら、自分のやりたいことを実現できるのです。

例えばホームページの制作ができない人でも、案件に関わりノウハウを教えてもらいながら業務のサポートをすれば、新たな知識を獲得することができます。

勿論何も貢献できないので、対価は少ないですが、経験値を上げることができます。同じように複数回案件をこなせば、一人立ちし、お金を稼ぐこともできるはずです。

また、色々な人を巻き込んだプチ起業は、人脈の形成にも役立ちます。

緩っと仕事で繋がっているので、一応同じ会社の仲間ということで色々と相談もしやすいですし、後々のビジネスパートナーになるのです。

フリーランスや業務委託で仕事をされている方はご存知だと思いますが、高単価の案件って以外とそこら中に転がっています。

私が出会った人の中には大企業で営業マンをしている人が自分で取れそうな案件を潜りのような形でとってきているケースもありました。

そして案件をフリーランス集団に流し、納品してその差額を抜くということをしているのです。フィーを抜かれるのは気に食わないですが、抜かれても非常に高単価です。

私が以前受けた案件の中には4時間程度の作業で4万円の報酬の者もありました。

プチ起業の注意点

https://icons8.com

プチ起業をする上でいくつか注意しなければならないことがございます。

1. 副業規定に注意

プチ起業は本業を辞めずに行う副業に近い起業。

当然お金を稼ぐことになるので、副業ができる会社かどうか確認をした上で
始めましょう。

もし、副業不可の会社であれば、副業可の会社に転職することを前提に、はじめるのも一つだと思います。

副業と違い、すぐにキャッシュが作れるわけでは無いので、働いていてもバレることはないでしょう。軌道に乗ったら副業ができる会社に転職をするという綺麗な流れです。

2. 報酬制度を明確にしておこう

​プチ起業のオーナーになる場合、報酬制度はしっかりと設計しておく必要があります。いくら経験に価値を感じて集まってくれたメンバーでも、お金にならなければ抜けていってしまいます。

基本はペイフォーパフォーマンスで、作業量に応じた収益を分配するべきです。どのような設計で収益を分配するのかはフェアな観点で整備しておく必要があります。

3. 土日・アフター5という概念はなくなる

プチ起業はあくまでもサイドビジネス。本業の隙間時間に行うことになります。

私は土日・アフター5という概念はなくなりましたが、最初の頃は働きすぎて体調不良が続くこともありました。

プチ起業には体力がいります。休みや・アフター5は必然的に消滅するので、仕事だけの人生は嫌だという人は別の働き方を探したほうが良いと思います。

プチ起業を通じて個の力を高めよう

これからの時代は個の時代だと言われてます。

私も個人で仕事をするようになり、少しづつですが個の力が高まりつつある状況を感じられるようになりました。

自分のキャリアを1社で考える時代は終わろうとしています。

仕事を通じて個人の力を高めて行くには、会社の看板が無いとき自分は何の価値を発揮できる人間なのかを常に自覚する必要があるのです。

プチ起業は個人の力を高めていく上で重要な働き方になると思います。今後の記事で詳しい始め方等をご紹介していきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です