営業辞めたい方にオススメの転職術

営業辞めたい・・・」営業マンなら誰でも一度は口にするであろう言葉です。
あなたの人生を輝かせられる営業マンライフはどうすれば手に入れることができるのでしょうか。

営業を辞めて違う職種にいくのも良いと思いますが、折角身につけたスキルですから、チャラにして年収をさげて1から働くよりも、今までのスキルを活かしながら、更に新しいスキルも身につく営業職で年収を上げていけたら理想ですよね。

特に、「第二新卒」の方や、「20代の方」は未経験であっても企業側からの選択の幅も広く、憂鬱な営業から解放されるチャンスがたくさんあります。

本記事では「営業を辞めたい」と思っている方へ職種を変えずにあなたにあった最適な営業職を見つけるために、大切な考え方と7つのポイントをお伝えいたします。

本記事の執筆者

ドーパマン

簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は新卒で野村證券に入社をして、約2年半営業マンを勤め、その後ITベンチャー企業でインサイドセールスを経験した営業歴約4年のビジネスマン。現在はリモートワークで旅をしながら仕事しています。

私も1年前は皆さんと同じように営業マンとしてのキャリアに行き詰まりを感じ、営業辞めたいと思っていた時期がありました。しかし、全てを捨てて、環境を変えるという選択をした結果、最高の営業環境を構築することができました。

解決できるお悩み
・営業マンとしてのキャリアプランが描けない
・営業に自信が無い
・営業のストレスから解放されたい
・営業を辞めたいでも辞めれない
こんな方におすすめの記事
・営業マンでキャリアに悩んでいる方
・営業を辞めて違う仕事を検討している方
・営業を辞めたいけど、未経験での職種転換は難しいと思っている方
本記事の結論
「営業辞めたい」と思っている方が現在の状況を変える方法 = 営業を軸に、
軸足をづらして業界・環境を変える
営業マン / 業界・環境を変える上で大切なポイントは⑦つ
①営業を辞めたい理由を把握する
②営業職の種類を理解する
③営業する商材を理解する
④商材の営業プロセスを理解する
⑤実際に働いている営業マンの情報を収集する
⑥今の経験との重複を把握する
⑦会社のカルチャーや労働環境を理解する

「営業辞めたい」からの脱却に必要な7つのステップ

なぜ私は営業という職種をグリップしたまま、環境を変えるだけで、最高の環境を手に入れることができたのでしょうか。

よく逃げるな・環境を変えるな・耐えてこそ一人前という上司の言葉を耳にしますが、全く信じなくてよいです。

向き不向きがあると言われていますが、一般化ができるほど、営業は簡単な仕事ではありあせん。

かなりの人数の営業マンとお話しをしてきましたが、性格的に適正かどうかを判断できたことなど、一度たりともありません。

私も以前は、営業という仕事に抵抗がありました。

用も無いのにお客様に会いにいかなければならなかったり、折角仲良くなったお客様にクソみたいな商品を提案しなければならなかったり、会社の受付に怒鳴られて「もう来るな」と呼ばれても次の日また飛び込まなくてはならなかったりと、

「営業辞めたい」と思った出来事をあげればきりがありません。

でも、営業辞めたいという気持ちと逃げてはいけないという気持ちが拮抗し、中々踏ん切りがつかないものです。

また、今は若いからいいけど、将来歳をとった私のキャリアはどうなるのだろうか。頭を下げるのが上手い老けた営業になるのだろうか。

といったキャリアに関する悩みもありました。

しかし、私も転職という大きな意思決定を行い、全く別の環境で営業をすることで、「営業辞めたい」からが「営業が好き」になりましたし、キャリアへの不安も無くなりました。

それは私が自分にあった営業スタイルで仕事ができる環境を発掘したからに他なりません。

振り返ってみると、今の環境を見つける迄には冒頭でご紹介した大切なプロセスが7つありました。

順番に解説していきます。

①自分が営業を辞めたい理由を把握する

あなたが営業を辞めたい理由は何でしょうか。

色々な要素がつまりすぎて、実際に営業が嫌いなのではないにも関わらず、
「営業辞めたい」と漠然に思ってはいないでしょうか。

原因を突き止めないことには、環境を変えてもまた営業を辞めたくなることでしょう。下記一般的な営業を辞めたい人の退職検討理由に該当するものがあるでしょうか。

営業を辞めたい理由
・ノルマがきつい
・商材が人のためになっていない
・上司・その他人間関係がうまくいっていない
・営業プロセスの非効率性が嫌い
・自分には向いていないから
・友達・知人に営業するのが辛い
・将来的なキャリアプランが見えない
・労働時間が長い
・土日でも顧客対応が忙しい

上記は、よくあがる営業を辞めたい理由ですが、実は転職すれば結構簡単に解決できることが多いです。

例えば、個人営業と法人営業では営業スタイルや環境は全くことなりますし、ルート営業か新規営業かでも大きく変わります。

クソ上司はどこにでもいますが、これらは後ほど解説する会社のカルチャーと密接に関係があります。クソ上司は誰がどう見てもクソですから、知っていても目をつぶってしまう人が多い証拠です。

今の環境が全てだと思わないでください。広い宇宙から見れば、本当に狭いオフィスの中で繰り広げられている、本当に小さな一環境に過ぎないのですから。

自分が「営業を辞めたい」と思っている原因を突き止め、どう環境を変えれば解決できるのかしっかり把握することが大切になります。

②営業職の種類を理解する

営業職にも色々な種類があります。

皆さんは自分の「営業職の種類」を理解しているでしょうか。

あなたが辞めたいと思っている営業の種類はどこに分類されているのか理解する必要があります。

「営業の種類」は複数分け方がありますが、ここでは大きく3つに分類する方法をお伝えします。

①ビジネス業態による分類

ビジネス構造によって、営業のノウハウは異なるため、ビジネスの構造から分類分けをする方法です。

例えば下記が該当します。

ビジネス業態
・メーカー営業
・金融営業
・不動産営業
・代理店営業
・広告営業
・IT営業

②営業手法による分類

営業の方法はたくさんあります。

“どのようなミッションを担い、営業活動を行うのか”で分類分けをすることができます。

例えば下記が該当します。

営業手法
・新規開拓営業
・ルート営業
・反響型営業

③顧客層からの分類分け

対象となる顧客から分類分けする方法です。

大きくは「toC」と呼ばれる個人型営業と「toB」と呼ばれる法人営業とに分類されます。

営業の種類を理解することで、あなたが辞めたいと考える営業がどのタイプの営業なのか理解することができます。

他社の営業スタイルを聞いて環境が違いすぎて驚くこともあるでしょう。

私は前職では金融営業、新規開拓営業、個人型営業を担当していたのですが、現職ではIT営業、新規営業、法人営業と要素が代わりまして、かなり環境が変わりました。

例えば、前職はリレーションが大切で、何度も足を運び雑談を交わし、契約を勝ち取るスタイルだったのですが、現職では僅かにリレーションが大切であるものの、法人営業では、なぜ商品を導入するのか、論理的に決裁者を説得する必要があり、営業手法は同じ新規開拓でもかなり変わりました。

最強といえば、ある種最強のリレーション営業ですが、売りたくないものを売ってコミッションをあげるというスタイルの営業はどうも私の性に合わなかったのです。

現在の法人営業になってからは嘘をついて売る必要がなくなったので精神的な負担は一切なくなり、自信を持って提案ができるスタイルが気に入っています。

③営業する商材を理解する

自分が営業する商材を理解することはとても重要です。営業が取り扱う商品は全てが良いものとは限りません。

中には顧客に損をさせてでも、自社の利益を優先しなければならない商品や、見込み客が知人・友人になるため、友達をなくすかもしれないといった、営業活動においてストレスがたまる可能性のある商材も一定あります。

そのため商品を理解することで、自分の理想とする営業活動象とのギャップを想定することができます。

下記商品をみる上で重要なポイントをまとめさせていただきました。

商材を選ぶ際に重要となるポイント
・友人や知人に心の底からおすすめできるか?
・自分が興味を持てるサービス内容か?
・インプットした商材の知識は自社以外でも活用できるか?
・顧客が損をする設計になっていないか?
・他社と比較して独自性や優位性があるか?
・商材を求めている人はあなたが営業で関わりたい人か?

④商材の営業プロセスを理解する

あなたは顧客が商品を購入するまでの顧客体験を理解し、自分がどのプロセスを担っているか説明することができるでしょうか。

やめたいと思っている営業のプロセスがどこに該当するのか理解しておきましょう。

セルサイドのビジネスでは、一番はじめはマーケティング活動から始まります。

どんな商品であってもマーケティングなしで人は商品を購入しません。

新規開拓であっても、マーケティング活動をしなくて良い場合や、自分でテレアポ(テレマーケティングといって立派なマーケティング)を行い見込み客を発掘する場合、様々なケースがあります。

その後、見込み客から受注をもらったあとは更に大きな金額を受注できるようにアップセル営業を行ったり、継続的に取引をしてもらえるように関係構築の営業を行ったりとセルサイドのプロセスにも様々あるのです。

自分が営業をやめたいと考える要因になっているプロスセはどこに該当するでしょうか。

該当箇所を理解すれば、自分が嫌いな営業プロセスを担当しない会社でセールスを行うことで営業をやめたいという感情から脱却することができる可能性があります。

その為、商材の営業プロセスを理解することは非常に大切になるのです。

⑤実際に働いている営業マンの情報を収集する

ポイント①~④でご紹介したポイントは一般的な内容にとどまります。

一般的な内容を抑えただけで転職してしまうと、理想の営業に出会えるはずだったのに・・・「営業やめたい」という状況になりかねません。

より踏み込んだ情報収集を行うためには、実際に働いている人の情報を収集する必要があります。具体的な情報収集は直接聞ければ一番良いですが、実際には難しいケースが多いです。

その場合は、社員が口コミ情報を掲載しているサービスを活用するのがおすすめです。規模の小さい会社では、口コミがそもそもないことが多いのですが、レビュー自体はかなり信憑性が高いものが多いです。

現職・前職含め、レビュー内容には「うんうん」「そうそう」と納得させられる内容ばかりが掲載されており、一定信用してよいと思います。

-オススメの社員口コミサイト-

▶︎転職会議

▶︎Openwork

社員口コミ数では圧倒的。ベンチャーから大企業まで、かなりの企業を網羅している必ず参考にしておきたいサイト

⑥今の経験との重複を把握する

営業職から営業職への転職を検討している方は、現在の仕事を通じて獲得できているスキルと、新たに転職先で獲得できるスキルの差分を理解する必要があります。

重複する度合いが大きいと新たなインプットがないため、今後のキャリアプランで行き詰まり「営業やめたい」という状況になりかねません。

よくあるのは同業界からの同業界への転職。

最もキャリア形成が困難になるパターンです。例えば業界No2の保険会社で営業をしていた方がNo1の会社に転職をするケース。

勿論どの職種で転職するかにもよりますが、同じ営業だとすれば、上記ケースではビジネス業態・営業手法・顧客の属性が変わらないため新たなインプットが発生しません。

経験はあなたの価値になります。年収がさがらないくらい、今の経験を買ってくれ、今の環境とは異なるため新たなインプットが発生する場所への転職が最も有効な戦略になります。

とはいえ、ダイナミックに軸をずらしすぎると未経験と判断され、年収がさがる危険性があるため、判別には注意が必要です。

⑦会社のカルチャーを理解する

よく会社の経営理念をよめという話がされますが、会社の文化を理解することは実際とても重要です。

会社というのは人の集合体であるため、カルチャーが確立されているといことは行動指針に従って動いている人が多くいる可能性が高いわけですからカルチャーがフィットさえすれば働きやすいということになります。

経営理念が浸透しているかどうか判別する方法は会社のカルチャーがどれほどPRされているかで把握することができます。

経営理念を公開していない企業もありますが、ほとんどの企業が理念を公開しています。ただその度合いは企業によってまちまちで、ネット上の記事では全く話題になっていないケースもあれば、うるさいくらいカルチャーの話をしている企業もあります。

私の会社はかなりカルチャーの話をしている企業なのですが、実際「その行動は弊社らしくない」といった話が何度もでたり、人を詰めるといった行動をしていた人退職させられたりとかなり浸透している実感があります。

「営業やめたい」から自分にあった営業職をみつけて年収アップ

20代の営業職の多くが転職によって年収をあげることができているそうです。

事実平均年収トップの企業にいた私でさえ100万円近く年収を上げての転職することができました。

「営業をやめたい」とお悩みの方は、営業職に強い転職会社に相談するのも良いでしょう。

転職エージェントを活用することで、履歴書・職務経歴書の添削等を行って貰えたり、実際に面接を行った人の話が聞けたりと活用するメリットは大きいです。

転職エージェントの選び方については記事で解説いたしますが、肝心なことは良いエージェントに出会うために積極的にサイトに登録しておくことです。

最初はとにかく分母を増やしエージェントとの面談数を増やしてください。

どのような組み合わせで営業職を選択すればよいのか経験を元に様々な情報を提要してくれることでしょう。

私が実際に活用していた営業職に強い転職エージェントを一つだけご紹介させていただきます。

ベンチャーセールス

名前の通り、セールスに特化しており、20代営業職の転職支援経験が豊富な方が多いです。実際に良いエージェントと巡り会えるかは運もありますが、ヒットする確率は高い1社。

20代営業職に特化した転職サイト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です