転職、自己分析の方法 〜「あなたの強み」をスラスラ言える

あなたの強みはなんですかって面接でよく聞かれるけど回答にいつも困るんだよねえ〜何か良い自己分析の方法はないかなぁ〜

はじめまして。新卒で入社した大手金融機関を約2年半で転職をして働き方がとっても自由なITベンチャー企業へ転職をしたドーパマンです。

あなたは、自分のことをどれだけ理解していますか?

転職活動とは、自分を売り込む行為とイコールです。セールスをご経験者は商品を売り込む前にその商品の良さや相手へのメリットを考えてセールストークを作成しますよね?

自分が商品になった途端セールスが苦手になる人が多いのは、商品理解(自己理解)が出来ていないことが原因によるものがほとんどです。

自分の強みを理解しておくということは、自己の魅力を伝える上で非常に大切な行為となるのです。

また、自己認知力を高めることで、あなたの人生はもっと生きやすい世の中に変わるでしょう。

そこで本記事では、転職活動でも非常に約立つ「自己分析の方法」をお伝えしたいと思います。

本記事をオススメしたい方

▶転職を考えている方

▶面接に苦戦している方

▶面接で「強み」を聞かれ明確に答えることができない方

強みとは何か?

強みとは一言で表すと何かの意思決定をする際、その人物に良く現れる行動の癖の様なもの

例えば、誰かに怒られることが決まっていて今からその怒られる人に合わなければならないといった状況。皆さんはどうしますか?

何も考えずに直ぐに向かう人、言い訳を考えて戦略を立て怒られにいく人等々様々だと思います。

このようにに日々の意思決定の中でも私たちは、多く使いがちな癖があり、この癖こそが強みなのです。

注意しなければいけないことは、どんな強みも回数は多かれ少なかれ過去の意思決定で発揮されている可能性が高いということです。

間違った強みの分析方法

強みを分析する上で多くの人がやってしまう勘違いがあります。それは自分の強みを出現率の低い行動から、抽出してしまうことです。

あなたは自己分析をした時、強みが「好奇心」だと思ったことはありませんか?

これは自己分析を過去の経験ベースだけで考えてしまうことが原因です。

全く好奇心の無い人間など世の中にはおらず、誰もが一度は興味や好奇心から行動した経験があると思います。

例えば、好きな人のことをもっと知りたいとか、海外はどんなところ何だろうか等々です。

過去の経験だけを頼りに、自身の強みを考察した結果、「好奇心」を強みとしているケースは多いです。それは「好奇心」というキーワードが強みとして捉えやすく、過去の経験から誰もが一度は発揮することがあるからなのです。

問題なのは、強みが発揮された回数であり、経験ベースで捉えてはいけないということです。

ストレングス・ファインダーを活用して自己分析を成功させよう

1.強みのキーワードを覚える
2.性格検査を行う
3.過去の行動を振り返る

1.強みのキーワードを覚える

強みの種類は計34種類

「アレンジ」/「コミュニケーション」/「ポジティブ」/「信念」/「個別化」/「公平性」/「共感性」/「内省」/「分析思考」/「包含」/「原点思考」/「収集心」/「回復思考」/「学習欲」/「慎重さ」/「成長促進」/「戦略性」/「指令性」/「最上思考」/「未来志向」/「活発性」/「目標志向」/「着想」/「社交性」/「競争性」/「自己確信」/「自我」/「規律性」/「親密性」/「調和性」/「責任感」/「運命思考」/「達成欲」/「適応性」

https://heart-lab.jp/strengthsfinder/

著書『ストレングスファインダー』によると概念化された強みは計34種類あるとのこと。難しい概念も多いですがキーワードを知ることで、具体的な自分の行動を抽象化して考えることができるようになります。

他にも、様々な概念化はあると思います。あくまでご参考にご使用下さい。

また、このキーワードを頭に入れておけば他者の強みも捉えやすくなるので覚えておいて損は無いかと思います。

分かりやすいものからかなり抽象的なものまでございますので、概念の意味を把握することが

2.性格検査を行う

世に出ている性格検査は非常に多岐に渡ります。リクルート社が提供しているSPIの性格検査が有名ですね。

ただ、企業側が行なっている検査は開示されない場合が多く、調査も無意識に企業側が求める人材を想定して回答してしまうこともあり、有益な情報を獲得することができません。

ここで私が実際に使用していた強みの分析ツールをご紹介するよ〜

ネットで少し調べれば、無料のモノでも非常に秀逸な性格検査が簡単に受けることができます。

しかし、2つの観点から有料の検査を受講することをオススメいたします。

1.調査の精度が高い

無料で実施されているものよりも、質問数も多く、結果となる強みの分析についても、長期に渡って様々な調査対象からのデータを収集しているので精度が高いです。

2.意識が上がる

過去にアンケートや調査に協力したことが皆さんあるかと思いますが、無料ってなんだか手を抜いてしまいますよね。

お金を払って真剣にテストを受けることで、より調査結果も身になるものなると思います。

ストレングス・ファインダー

https://heart-lab.jp/companyprofile/

ストレングスファインダーは、アプリを使って受講することができますが、日本円にして約1800円のコストがかかります。

書籍『ストレングスファインダー』を購入すれば、付属のコードを入力して検査を受けることができ、値段的は定価で1800円(税別)ですので、書籍と性格検査の受講権が得られるという意味ではこちらの方がお得だと思います。

中古のものはコードは使われてしまっているものがほとんどですので気をつけて下さい。

3.過去の行動を振り返る

・強みの概念を把握・自己の強みの調査。2つの作業が終了した後、大切になるのは、過去の行動を振り返ることです。

過去の行動に強みを当てはめていくのです。

自分の過去の行動を振り返り、分析結果の強みを当てはめていきます。行動もできる限り大きな意思決定を伴う行動から、小さな行動まで、炙りだせるだけあぶりだしましょう。

そうすることで、木の幹の様な「自己像」が完成し、自分の過去の行動に説明がつく様になるのです。

抽象的なお話しが多くなってきたので一つ具体例をお話しするよ〜

強みが「競争性」のケース

「競争性」の原点は比較です。誰かと比較し、その人よりも高いパフォーマンスを発揮していることにモチベーションを感じます。誰かに勝ちたいというその思いが体を突き動かすのです。

Aさんは、常に誰かと競争することが、好きでした。振り返って見れば中学受験をしたのも、クラスのBさんにいつもテストの点数が負けていたことが悔しくて塾に通ったのがきっかけでした。

その結果中学はそこそこ名の通った中高一貫校に入学することが出来、伸び伸びと学校生活を楽しむことが出来る環境を手に入れました。

しかし、彼女は高校受験をするのです。きっかけは、同窓会で再開したBさんでした。Bさんは同じ様に中学受験をし、自分よりも偏差値の高い中学に通っていたのです。

Bさんよりも偏差値の高い高校に通いたい一心に、Aさんは受験勉強をするのです。中高一貫高ですので、勿論周りは勉強していません。その様な環境の中でもAさんは勉強を続け見事Bさんよりも偏差値の高い高校への試験を突破しました。

上記の具体例は、就職活動では中々題材にしづらい「受験」を例にとりましたが、受験をする目的は意外と千差万別です。Aさんの様に「競争心」がモチベーションになり結果に繋がっているという経験は紛れもなくAさんの強みなのです。

強みはストーリーとの掛け算で心を揺さぶるエピソードになる

面接での強みの伝え方では、ストーリーテリングが有効です。

ストーリーテリングはビジネスの世界では一般的に使用されています。

例えばセールスの分野。事実や数字の様な左脳的な情報よりも、イメージやストーリー性といった右脳的な情報の方が、人がモノを買うという意思決定に繋がりやすいとされています。

私は新人時代、毎朝、新聞の内容を要約し、それに関するオススメの銘柄をプレゼンする訓練をしていました。

その時意識していたことは情報の信憑性を高めること。数字や裏付けを参照して、説明することを意識していました。

しかし、先輩になり後輩のプレゼンを聞くと数字や裏付けなどの左脳的な情報は口頭では全く何を言いたいかわからず、買いたいという気持ちに全くならないことを痛感したのです。

どんなに、業界の市場規模やシェア・成長性を数字で語られても、買いたいという意思決定には至りません。

自分の強みをどのように伝えれば、相手の右脳に訴えるのかということを意識してください。

強み ✖️ ストリーテリング = 面接で使える自己分析方法

同じ強みを持つ人は他にもたくさんいます。その中で、他社と差別化するためには、ストーリーと掛け算することが重要になるのです。

自己認知力を高めて、活躍できる人材を目指そう

自分を理解することで人生を充実させることができます。成功者の多くは自分の得意なことをとても理解していて、苦手なことには手を出さないそうです。

自分の得意なこと苦手なこと。出来ないことは人に任せて、自分の得意なことで人の出来ないことをやってあげる。

そんな仕事の進め方ができれば、仕事人生はより楽しいものになるのではないでしょうか。

自分の理解力を深め、より活躍出来る未来へと羽ばたきましょう。

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