転職してはいけないスタートアップ4つの見極めポイント

最近スタートアップ企業に転職したいと考えているけど、情報が少なすぎて困っているよ〜

昨今は空前のスタートアップブーム。転職先の選択肢の一つとしても有力候補として活動する求職者の方も増えています。

しかし、いざスタートアップ企業への転職を決意しても、情報が少なく困っている人も多いのでは無いでしょうか。

今後スタートアップ企業に転職して、”令和を代表する企業を作るんだと”いきまいている人にとっては、どんな基準でスタートアップ企業を選択して良いか知っておきたい人も多いと思います。

そこで本記事では、転職してはいけないスタートアップ企業の軸をご紹介させていただきます。

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転職してはいけないスタートアップ企業の特徴トップ4

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よくどんなスタートアップ企業に転職したら良いですかという質問をされる方がいますが、 かなり難しい質問です。

そもそも制度はこれから整えていくものですし、従業員に関してもこれから採用していくのですから、明確な意思決定を取れるだけの判断材料がないのです。

今回はスタートアップ界隈で密かに囁かれる転職しては行けないスタートアップ企業の特徴4選をお伝えしたいと思います。

1.経営陣の仲が悪い

スタートアップというのはかなり俗人的で小さなコミュニティで形成されている企業です。

スタートアップ企業が今後大きく成長するかどうかの鍵は、経営陣の意思決定が握っています。

大株主が代表1名というケースであれば、他の経営陣の意見を跳ね除けて推し進めることができますが、いわゆる共同経営者の様な形で、株主構成が分断されている場合注意が必要です。

スタートアップ企業が初期のフェーズで倒れる理由は「経営陣の喧嘩」が凄く多い。

株を保有しているということは、会社の経営に口出しができるということで、意見が合わなければ出て行ってくれという話になりますが、そういう訳にも行きません。

というのも、株を持って出て行かれてしまうと、他の従業員は会社を大きくすることに意味を見出せなくなります。

スタートアップ企業の醍醐味はストックオプションによる将来的な莫大なファイナンシャルリターンが望めることです。

しかし、最初に離脱した経営陣の一人が株式を30%も保有していたとしたら、会社の価値が上がったとしても、その人の為にタダで働かせられていると行った状況になりかねないのです。

それなら会社を解散させようという話になることも多く、経営陣の仲の良さはとても大切な要素になります。

2.代表の器が小さい

スタートアップ企業は意思決定者がすぐそ場にいるので、かつ代表の一声で給与や福利厚生の拡大といったことが出来るのが一つのメリットです。

代表の器が小さいとなると、従業員への還元を渋るケースも想定できます。

最近スタートアップ企業では交通費支給を抑えることで、家賃手当を増やすことを目的とした2駅ルール等の制度の拡充が進んでいます。

ただ、福利厚生欄にバースデー〇〇制度や、〇〇アニバサーリー制度みたいなものはズラッと並んでいるのに、住宅手当だけはない企業は注意が必要でしょう。

勿論、ビジネスモデルによって、事業計画の損益分岐点がかなり先に設定されている場合は資金繰りが大変なので、一概には言えませんが、、、

3.代表を尊敬出来ない

スタートアップ企業で働くことのメリットは、代表者のそばで働くことが出来ること。

代表の仕事ぶりをすぐそばで見て、体で覚えることができるのです。

しかしその代表が人間的に尊敬できなければ、常に否定的な目でみてしまうので、吸収できることも少なくなってしまうでしょう。

実際、VC(ベンチャーキャピタル)の方々やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)がどの様に出資先を決定しているかというと最後は人で決めているケースが多いです。

画期的なビジネスモデルかどうかといったところよりもマンパワー的な部分が、大切になります。

従業員のあなたが、人間的に駄目だと思うのであれば、投資家にも見抜かれてしまうでしょう。

投資家に見限られてしまっては資金調達が苦しくなってしまいます。

またベンチャーキャピタルの人々の中には採用で人を見る目を訓練させられたという方もいらっしゃいました。

それだけ「人」が大切であるということですね。

4.転職エージェントが勧めてくるスタートアップ企業

これは個人的に思っていることですが、エージェントが勧めてくるスタートアップ企業への入社は正気の沙汰ではないと思っています。

これだけ、「人」がキーを握るスタートアップ企業で採用をエージェントに委託しているというのは従業員の獲得に相当苦戦しているということです。

代表者の人格や挑戦しようとしていることが面白ければ自然と人は集まってきます。スタートアップ企業の走りは、リファラルできているということ
が重要な指標だと思います。

リファラル採用で人が集まっているということは、従業員が自社に魅力や将来性を感じているということですよね。

そして仲間集めも行っているということはエンゲージメントも非常に高い状態だと思います。

ただ、スタートアップ企業の中で、採用費用をかけれる程体力があるケースはとてつもなく少ないと思いますが、、、

スタートアップ企業への転職は「人」と「ミッション」すべて

とてもありふれた結論になってしまいましたが、やはり行き着くところはここです。

スタートアップには事業のキャッシュフローが回転し、収益を作り出せるようになるタイミングを迎えずして資金が尽きてしまう通称「デスバレー(死の谷)」という時期があります。

多くのスタートアップが「死の谷」を乗り越えることができずに倒れていきます。

それだけではなく、何度も将来が不安になったり、苦しい場面に遭遇することと思います。

そんな状況にあって、逃げ出さずに頑張れる理由があるとしたら、自社が解決しようとしてる課題への強烈な共感か、人生を賭けても良いと思える程の仲間がいることです。

情報が少なく、なかなか意思決定することができないスタートアップ企業への転職ですが、あなたしかできないことがあり、本気で同じ目的意識を持った仲間がどこかにいるはずです。

そうした出会いに恵まれた時、迷わずチャレンジできる日が訪れることを願っています。

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